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ブナの森で心と体を癒やすセラピーツアーではノルディックウォーキングや丹田呼吸法を実施
木はフィトンチッドという物質を発しています。フィトンチットは人間にとって体に良いだけでなく、心を癒す効果があると言われています。フィトンチットの充満した森に入り、心と体を癒やすことを森林浴といいます。
津南にはいたるところに森林と散策道があり、手軽に森林浴が楽しめます。主なところでは名水百選龍ヶ窪の遊歩道や、カタクリの大群落が咲き乱れる見倉のシラカバ林や、その近くのトチの巨木原生林、かつて修験道の聖地と言われた山伏山、なじょもん近くをはしる古道 善光寺街道などです。
特に雪が多い津南地域ではブナの木肌が他の地域より白く美しいと言われ、見ているだけでとても癒やされます。
この癒やし効果を科学的に証明し、心身の健康増進に積極的に活用しようというのが「森林セラピー」で、癒やし効果が高いと認定された森林を「森林セラピー基地」、そこへのアプローチを含めた散策コースを「森林セラピーロード」といいます。津南では「樽田の森」がセラピー基地に認定され、その散策道がセラピーロードに認定されています。森林セラピーツアーでは樽田の森で体操や呼吸法などでストレス発散をし、デトックス効果の高い地元のスローフード弁当を食べます。