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総文福祉常任委員会「平成31年4月の活動」

印刷ページ表示 更新日:2019年4月26日更新

総文福祉常任委員会県外視察

期日 4月12日(金曜日)
場所 愛知県名古屋市南区「名古屋市見晴台考古資料館」
 1979年から続く名古屋市見晴台考古資料館の活動の視察をいたしました。
 見晴台遺跡の発掘と公園機能を兼ね備え、1992年には、学芸員12人体制で、遺物の洗浄、復元等も行える設備の整った資料館でしたが、規模を縮小し、現在では学芸員2名体制となり、人員も削減、埋蔵物の整理もままならない状態だということでした。
 竪穴式住居も津南町ほどではなく、基礎のみを石膏のかたどりで復元したものでした。展示物も少なく、埋蔵物も津南町と同様に区内に倉庫が点在し、増えるばかりで予算もないため、設備投資したエアコンも稼働もままならない状態であり、人口約14万人の南区でも財源確保が課題となっているというお話でした。南区は、区の花がひまわり、イメージキャラクターもひまわりの「Mioo(ミオー)」で津南町と縁を感じる行政区でありました。
 施設的には無料で誰もが気軽に立ち入れる施設ではありましたが、施設の維持管理のためには、入館料は少しでも確保した方が良いという説明でした。
 専門家の意見として、「津南町は火炎土器があり、特別展示も面白そうなものをしているのでうらやましい。津南は見晴台のようにならないで。」と話されていたのが印象的でした。
懇談会を終えて
 津南町の文化遺産は、外部から見ると町民が見る以上に魅力を感じられるようです。したがって、津南はもっとITを活用し情報発信に力を入れていけば、少ない労力で結果を出せるのではないかと感じました。今後、財政難のなか、ジオパーク等で行政負担、町民負担が増えないような運用方法の必要性を感じました。
(担当:筒井秀樹)
見晴台考古資料館収蔵の出土品について説明を受けている様子です。

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