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出血がひどいときは

印刷用ページを表示する 掲載日:2006年10月31日更新

直接圧迫止血法
止血帯法

出血がひどいときは

 人間は体重の13分の1~14分の1の血液があり、このうち20パーセントを急速に失うと出血性ショックに陥り、30パーセントを失うと生命に危険が及ぶと言われています。

 出血の少ないときはあまり心配することはありませんが、傷口から鮮紅色の血液が勢いよくふき出していたり、暗赤色の血液が大量に流れ出ている場合は、大量出血につながることもあるので、正しく止血する必要があります。

直接圧迫止血法

 ハンカチやタオル、清潔なガーゼなどを、出血している箇所に直接当て、強く圧迫します。3分ほどで大体の出血は止まります。

 顔や頭は傷のわりに出血が多い箇所ですが、同様にガーゼなどを当てて圧迫してください。

  • 糸やひも、輪ゴムなどの細いもので、指、手首、ひじ、足首などを強く締め付けるのはやめましょう。
  • 直接血液に触れないよう、ゴム手袋をつけたり、買い物袋などに手を入れたりして、傷口を押さえるようにしましょう。
  • 傷口を心臓よりも高くしましょう。
  • 1度当てたガーゼ等は、少なくとも3~4分ははがさないでください。(あまり早くはがすと、固まりかけた血液がガーゼ等と一緒にはがれ、再び出血してしまいます。)

止血帯法

 止血は基本的に直接圧迫止血法を用います。

 止血帯法は腕や足の出血で、圧迫止血ができない場合や、鮮紅色の血液が噴出している場合(動脈性の出血)などに、最終的な手段として用いてください。

【用意するもの】

  • 幅が広く(3センチメートル以上が望ましい)、柔らかくて丈夫な布(包帯、スカーフ、ネクタイ、三角巾など)
    糸やひも、針金などの細いものは、皮膚に食い込み組織などを損傷させるので、絶対にやめましょう。
  • 当て布(ハンカチやガーゼなど)
  • 止血棒(棒やスパナなど)

1.出血している箇所より心臓寄りの上腕または大腿部に当て布を置いてから止血帯を巻き、強く縛って止血します。
※当て布を置くのは、棒で締めるときに、その部分の皮膚等を巻き込まないためです。

2.止血が十分でない場合は、止血帯の間に棒などを入れて、出血が止まるまで静かに棒を回転させます。

3.止血帯の端で棒を固定しておきましょう。

※止血帯を使用する場合は、必ず止血を開始した時間を正確に記録しておきましょう。

※30分以上止血するときは、30分に1度止血帯を緩めて血流を再開しましょう。1~2分をほど再開させたら(止血帯より抹消側の皮膚が赤みを帯び、出血箇所から血がにじむ程度になったら)再び止血帯を締めます。

 止血帯を緩めている間は、出血しているところを直接圧迫して、出血量が増えるのを防ぎましょう。

※出血性ショックに備え、ショック体位にしましょう。

  • 仰向けに寝かせ、両足を30センチメートルくらい上げます。
  • 衣服を緩め、毛布などで温めましょう。
  • 足を骨折している場合や、頭をケガしている場合は、ショック体位をとらせてはいけません。

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