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中毒事故が起こったら

印刷用ページを表示する 掲載日:2006年10月31日更新

化粧品類を飲んだ場合
洗剤類を飲んだ場合
殺虫剤・防虫剤類を飲んだ場合
乾燥剤類を飲んだ場合
その他のもの

中毒事故が起こったら

 中毒事故が起こった場合、何をどのくらい飲んだかを確認する必要があります。本人に確認するか、周囲の状況や散らばっている瓶や空き箱などから確認してください(自殺目的の場合、本人が言う物質名が本当であるとは限らないので、周囲の状況をよく見てください)。残っている量から、飲んだ量を判断することも重要です。

1. 水や牛乳を飲ませましょう。

 牛乳には胃壁を保護し、毒物の働きを弱める作用があります。

※水や牛乳を飲ませてはいけない場合があるので、注意してください。

2. 喉の奥を刺激して吐かせましょう。

※吐かせてはいけない場合があるので、注意してください

※病院に連れて行くときは、誤飲したものの容器や、電池などはそれと同型のものを持参しましょう。

※子供の目に付くところ、手の届くところに、中毒事故を起こすようなものを置くのはやめましょう。

化粧品類を飲んだ場合の処置

1. 口紅、クリーム(ハンドクリーム、コールドクリーム、ベビークリームなど)

  • 吐かせてください。
  • 水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 大量に飲み込んだ場合や、何か症状が出たときは病院へ行きましょう。

2. 香水、オードトワレ、コロンなど

  • 吐かせてください。
  • 舐める程度なら、水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • アルコール中毒を起こす可能性があるので、吐いたり、大量に飲んだ場合は病院に行きましょう。

3. マニキュア、除光液

  • 水や牛乳を飲ませましょう
  • 少量でも、すぐに病院に行きましょう。
  • 吐かせてはいけません。

4. アフターシェーブローションなど

  • 吐かせてください。
  • 水や牛乳を飲ませましょう。
  • アルコール中毒を起こす可能性があるので、吐いたり、顔が赤くなって苦しそうな場合、大量に飲んだ場合は病院に行きましょう。

5. シャンプー

  • 吐かせてください
  • 飲んだ量が少量なら、水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 大量に飲んだ場合や、何か症状が出たときはすぐに病院に行きましょう。

6. パーマ液

  • パーマ液には第1剤と第2剤があり、どちらも毒性が高いので、飲んだ量が少量でもすぐに病院に行きましょう。
  • 第1剤の場合は、吐かせず牛乳をコップに半分ほど飲ませ、第2剤の場合は水や牛乳を飲ませ、できれば吐かせましょう。

7. 染毛剤(ヘアカラー、ファッションカラー、クリームカラーなど)

  • 第1剤は毒性が高いので、飲んだ量が少量でも、吐かせず牛乳をコップ半分ほど飲ませて、すぐに病院に行きましょう。
  • 第2剤の場合、2口(10ミリリットル)以下の場合は、牛乳を飲ませて様子を見ましょう。

洗剤類を飲んだ場合の処置

1. 石けん(浴用、化粧用、洗濯用)

  • 吐かせてください。
  • 毒性は低いので、1口程度なら水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 大量に飲んだ場合や何か症状が出たときは、できれば吐かせて、すぐに病院に行きましょう。

2. 酸性、アルカリ性の強い合成洗剤・洗浄剤(トイレ用、換気扇用、排水パイプ用など)

  • 吐かせないでください。
  • 口の中をよく洗い、牛乳や卵白を飲ませて、すぐに病院に行きましょう。

3. 弱酸性、中性、弱アルカリ性の合成洗剤・洗浄剤(台所用、洗濯用、おむつ用、風呂用など)

  • 吐かせてください。
  • 毒性は低いので、口の中をよく洗い、水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。大量に飲んだ場合や、何か症状が出たときはすぐに病院に行きましょう。
  • おむつ用洗剤を、原液や粉末のまま口に入れた場合は、すぐに病院に行きましょう。

4. 塩素系の漂白剤

  • 吐かせないでください。
  • 組織を腐食させる作用が強いので、吐かせず、口の中をよく洗い、牛乳や卵白を飲ませて、すぐに病院に行きましょう。

5. 酸素系の漂白剤

  • 吐かせてください。
  • 水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 原液や粉末をそのまま口に入れたり、何か症状がある場合は、すぐに病院に行きましょう。

6. 入れ歯洗浄剤

  • 吐かせてください。
  • 毒性は低いので、水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 大量に飲んだり、何か症状が出た場合は、すぐに病院に行きましょう。

殺虫剤・防虫剤類を飲んだ場合の処置

1. 蚊取り線香、蚊取りマット

含まれている殺虫剤の量が少なく、また子供の誤食では大量に食べることがないので、中毒の心配はほとんどありません。吐かせたり、牛乳や水を飲ませて様子を見ましょう。

2. 液体蚊取り

  • 吐かせないでください。
  • すぐに病院に行きましょう。
  • 舐めた程度なら様子を見ていてもよいですが、咳き込んだり、顔色が悪かったりした場合や、吐き気、嘔吐の症状があればすぐに病院に行きましょう。

3. ホウ酸団子

 少しでも食べた場合は水や牛乳を飲ませ、できれば吐かせてから、すぐに病院に行きましょう。

4. 防虫剤(パラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳)

  • 吐かせないでください。
  • 水や牛乳を飲ませないでください。
  • 少しでも食べた場合は、すぐに病院に行きましょう。樟脳はけいれんを誘発するので吐かせてはいけません。

乾燥剤類を飲んだ場合の処置

1. シリカゲル

  • 吐かせてください。
  • 牛乳や水をコップ半分ほど飲ませて様子を見ましょう。
  • 目に入った場合は、こすらずに流水で流しましょう。

2. 除湿剤(生石灰)

  • 吐かせないでください。
  • 口の中をよく洗ってうがいをしましょう。
  • 牛乳や卵白を飲ませ、すぐに病院に行きましょう。

その他の場合の処置

1. タバコ

  • 慌てずにまずは吐かせましょう。
  • 水や牛乳を飲ませてください。
  • 水に浸っていたタバコを食べたり、その液を飲んだりした場合は、すぐに病院に行きましょう。
  • 乾いたタバコを少量食べたときや、食べたものをほとんど吐いたことが確認できれば、注意して様子を見て、異常があればすぐに病院に行きましょう。

2. 体温計の水銀

  • 吐かせてください。
  • 飲んだ水銀は何もしなくても2~3日で便に出ます。牛乳や卵白を飲ませて様子を見ましょう。
  • ガラスも一緒に飲んだ場合や、何か症状が出たときはすぐに病院に行きましょう。

3. マッチ

  • 吐かせてください。
  • 牛乳や水を飲ませて様子を見ましょう。
  • 大量に食べたり、何か症状が出た場合は、すぐに病院に行きましょう。

4. ボタン型電池

  • 吐かせてください。
  • 水や牛乳を飲ませてください。
  • 電池の種類を確認し、すぐに病院に行きましょう。鼻や耳に入れた場合も同様です。

5. 防水スプレー

  • 吐かせてください。
  • 水や牛乳を飲ませてください。
  • 吸い込んだ場合は、新鮮な空気の場所に移動させ、安静にさせて様子を見ましょう。
  • 咳き込んだり呼吸が苦しいなどの症状が治まらないときは、病院に行きましょう。症状が風邪と似ているので、スプレーを吸い込んだことを医師に必ず伝えましょう。

6. 芳香剤

  • 吐かせてください。
  • ゲルや粒の製品を食べたり、液体を舐めた程度ならば、水や牛乳を飲ませて様子を見ましょう。
  • 液体を大量に飲んだ場合は、できるだけ吐かせて病院に行きましょう。

7. 灯油、ベンジン、ガソリンなど

  • 吐かせないでください。
  • 水や牛乳を飲ませないでください。
  • 吐かせず、すぐに病院に行きましょう。

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