キャベツ〜標高の高い河岸段丘特有の農地からできる津南産高原野菜〜
【津南町のキャベツ】
標高が高い津南町ではキャベツの生産が盛んです。
新潟県津南町では国営苗場山麓農地開発事業により、広大な農地の区画整理を行いました。
そのため標高450〜550mといった中山間地域の畑にも、給水環境が整っています。
さらに津南町特有の河岸段丘地形によって風が抜けやすいため、
夜間に地表の熱が逃げやすく、朝晩は特に冷え込みやすい立地環境にあります。
実際に津南町のキャベツ生産者さんに話を伺いました。
【播種(はしゅ)】
キャベツの播種(はしゅ)は4月から始まります。
肥料を撒いて、土作りを行い、播種機を使い種を撒いていきます。
種は土がちゃんと被っているかを確認しやすいように赤く色がついています。
保温シートをかぶせて生育の促進を図ります。
芽が出てある程度大きくなったところで、大きな畑に移し生育を見守っていきます。
【定植】
播種から約30日後、葉っぱが6枚になったころに、これまで育ってきたキャベツの苗を、広い畑に植え替えます。
この後、水管理、防除などの管理作業を経て、定植後約50日後に(秋だと60日目安)収穫する予定です。
【収穫】
播種(はしゅ)からおよそ80日後、収穫作業を行います。
収穫は手作業で、包丁を使い根元からカットしていきます。
【お問い合わせ】
ある程度決まった栽培期間で管理をしていくキャベツは、その期間の天候や気温に左右されます。
その条件によっては、収穫できないくらい小さくなってしまったり、大きくなったりすることも。
それでも大きさに関わらず、中身はずっしりとしっかりと詰まっています。
味は品種にもよりますが、一般的に暑いと辛くなり、涼しいと甘くなるとのこと。
夏でも涼しい気候だと甘く、柔らかいキャベツが出来上がります。
津南町ならではのキャベツ。是非一度お試しください。
取材協力
キャベツ農家
滝沢勇太さん
お取り寄せはこちらから
<外部リンク>
ふるさと納税はこちらから
<外部リンク>