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四種混合

印刷ページ表示 更新日:2020年10月1日更新

対象者
標準的な接種年齢・接種間隔・接種回数
注意事項

四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)

 四種混合予防接種は、三種混合予防接種とポリオ予防接種の要素が組み合わさったものです。


 ジフテリアは、国内ではほとんど発症をみていませんが、ロシアなどで依然流行がありました。かかると重い病気で呼吸困難をおこし、死亡に至る場合もあります。心臓や神経がおかされ心臓麻痺や神経麻痺をおこすことがあって、大変危険です。

 百日せきは百日せき菌の飛沫感染でおこます。普通の風邪のような症状で始まり、続いてせきがひどくなり、顔を真っ赤にして連続性にせきこむようになります。熱は出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、けいれんがおこることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症をおこし、乳児では命をおとすこともあります。

 破傷風は、ケガをしたときに傷口から破傷風菌が入っておこる病気です。傷口が小さくても危険です。破傷風菌の出す毒素は、神経麻痺、筋肉の激しいけいれんや呼吸困難などをおこします。発病した場合は、死亡率が高い病気で、予防接種が最も有効です。

 ポリオ(急性灰白髄炎)は、乳幼児が主にかかり、手足の運動麻痺がおこる病気で「小児まひ」とも呼ばれています。ポリオウィルスに感染しても、多くの場合発病しないか目立った症状は出ず、出ても多くは風邪のような症状です。しかし、約1,000人~2,000人に1人の割合で手足に麻痺がでるといわれています。

 世界的には多数患者が発生している病気です。また、免疫を持つ人の割合が減ると流行する危険があります。ワクチンによる予防を継続し、感染による発病およびポリオの流行を防ぐことが大切です。

≪関連情報≫

厚生労働省<外部リンク>

対象者

 生後3ヵ月~7歳6ヵ月に至るまでの者(「生後3ヵ月の応当日の前日」から「生後7歳6ヵ月の応当日の前日」まで)で、三種混合またはポリオ予防接種(生・不活化を問わず)を1回も接種していない方

  平成24年度は、8月以降に生まれた方に四種混合予防接種の通知をお送りします。 
 通知が届いたら、医療機関に予約をしてください。接種日時は医療機関とご相談ください。

 以下3つのいずれかに当てはまる方は原則として四種混合予防接種は受けることはできません。
  (1) 三種混合予防接種を1回以上受けたことがある方
  (2) 生ポリオ予防接種を1回以上受けたことがある方
  (3) 不活化ポリオ予防接種を1回以上受けたことがある方

 四種混合予防接種を受けられない方

標準的な接種年齢・接種間隔・接種回数

  • 初回接種:生後3ヵ月から12ヵ月までの間に20日~56日(3~8週間)までの間隔をおいて3回接種
  • 追加接種:初回接種(3回目接種)終了後、1年~1年6ヵ月の間に1回接種

四種混合予防接種回数・間隔

注意事項

  • 初回接種は出生届時、追加接種は対象となる月齢になる月の初め頃に通知文、予診票などをお送りします。
    通知が届いたら、医療機関に予約をしてください。接種日時は医療機関とご相談ください。
  • 出生届出時に配付した「予防接種と子どもの健康」の冊子、注意書きを必ずお読みください。

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