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印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月28日更新

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2014年5月、私の恩師である増田寛也先生が座長をつとめた、
いわゆる「増田レポート」が消滅可能性都市896を発表しました。
ただでさえ、東日本大震災の影響もあって地方は意気消沈していた時でした。
全国の市町村単位で、出産適齢期の若い女性人口が2040年の消滅可能性の柱として大きな反響を呼びました。
ご多分にもれず、津南町も人口が1万人を割り込み、人口減少の一途のなかで、
若者特に若い女性の流出が課題となっています。

私が東京で学生をしていた頃、不摂生な食生活で顔にできものが絶えなくて愚痴をこぼしていた時、
東日本大震災に続く長野県北部地震が起きました。
「この世の終わり、早く帰って手伝わなきゃ」との思いで戻ってきましたが、
私の思いをよそに、家族が出してくれる「野菜ごっつぉ(ごちそう)」に、みるみるできものが引いていきました。
陽の光をたっぷり浴び、大きく葉を広げ、たくましく育った作物。
どっしり根を張って土の中の栄養をふんだんに吸った作物に、
土に生かされているんだな!これが、これこそが身土不二なのだと感嘆したものでした。

今日、津南町に好意を寄せてくれる多くの方々はこうした身土不二の、その地で採れた食べ物を旬に、
捨てるところなく丸ごと頂くこと、それがいいと唸るところなのかもしれません。

しかし、移住者にとって、知らない土地でましてこの豪雪地に最初から、
定住や永住を条件にされたらハードルは高いです。
津南町が今後、移住女子(男子も)を広く呼び寄せるには、
しきたりやお付き合いをもうちょっと和らげ、緩くてスローなつながりを生む「きっかけ、場、拠点」をつくること、
そんな取り組みが今求められていると考えています。
それが今日的にはサスティナビリティ(持続可能性)だと思うのです。
町民のみなさまと共に、地域に根を張り、葉を広げての活動に取り組んでまいります。


津南町長 桑原 悠