まず「強いつなんづくり」では、町民所得の向上、雇用の確保・安定、若者定住の促進の3つの柱を掲げています。具体的には、町民所得の向上策として、町の基幹産業である農業振興を図ってまいります。従来の産官学連携に報道、流通を一体化させて、津南ブランドを確立し、高付加価値農業への戦略を展開します。また、北陸新幹線の開通により、新潟県下では唯一関東圏・関西圏への最短距離に立地する好条件を農業、交流、観光への新たな可能性としてとらえれば大きな発展につながります。都市と農村の交流(グリーンツーリズム)や教育体験旅行の誘致などに引き続き取り組み、農業と観光の新たな振興策にしたいと考えています。 雇用の確保・安定策については、農業や観光の振興と合わせて、インフラ整備の促進による地元既存産業の育成や厳しい状況でありますが企業誘致にも力を入れたいと考えています。 若者定住の促進については、非常に難しい問題ではありますが魅力ある雇用の場の確保や生活環境の整備は最低限の条件でもあり、重要な条件でもあると認識しています。 次に「やさしいつなんづくり」では、医療、子育て支援、教育振興、安心・安全社会の実現の4項目に力を入れたいと思っています。まず、医療面では、津南病院を維持し、成果のあがっている予防医療をさらに進め、いつまでも健康で長生きできる社会を目指します。子育て支援策として、安心して子育てができるよう子育て世代応援室を設置し、学童保育や支援センターの充実にも取り組んでまいります。 教育振興では、津南中等教育学校とも連携を図りながら県下一の学力の町を目指します。また、高校生の通学のための公共交通の整備を図ります。安心・安全社会の実現では、インフラ整備による、災害に強い町づくりの推進、冬期集落保安要員制度の継続や除雪体制の充実など冬期間も安心して暮らせるようにいたします。 福祉施策については、高齢者単独世帯への配食サービスの拡充、除雪助成の拡充、公共施設のバリアフリー化を推進し、高齢者や障がい者が安心して暮らせるような町を目指します。 しかしながら、これらを実現していくためには、町民の皆様の協力が不可欠です。残念ながらあれもこれもすべて行政負担では、小さな町の財政は破綻してしまいます。町づくりの主人公は町民の皆様です。 私も「強くてやさしい町」づくりの実現に向けて先頭に立って一生懸命取り組んでまいりますが、町民の皆様からも町政に積極的に参画いただき自ら提案し実践する協働の町づくりが重要になってくるものと考えております。 最後になりましたが、町民の皆様のご理解とご協力を切にお願い申しあげ、就任のごあいさつといたします。 津南町長 上村 憲司 |